例年、節分といえば2月3日ですが、今年は124年ぶりに1日早い2月2日が節分でした。

そもそも節分とは「立春、立夏、立秋、立冬」の前日をさし、季節を分ける節目として設定されました。

このうち立春の節分だけが現代に残ったようです。

ちなみに豆まきは季節に変わり目に起こりやすい災難や病気を鬼に見立ててそれを追い払う厄払いの意味が込められています。

ではなぜ今年は2月2日になったのかというと、

地球が太陽の周りを1周する＝1年と思われている方が多数だと思いますが(斯く言う私もそう思っていた一人です…)、

厳密にいえば1年は365日ぴったりではなく365日＋約6時間。

ズレを解消するためにうるう年がありますが、それでもわずかなズレが生じる為、

その調整が必要となり今年のように一日早まるという訳です。

伝統文化である節分も宇宙の仕組みと係わっているんですね。

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今回、サンケア和白では節分にちなんだお食事をご用意しました。

近年、節分と言えば恵方巻！ですよね。

通常、恵方巻は恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじりし、

言葉を発せずに最後まで食べきると願い事がかなうとされておりますが、

入居者の方が食べやすいように切って巻き寿司をご提供いたしました。

今年の恵方は「南南東」。レストランに南南東が分かるよう張り出しを行いました。

恵方とは歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所を指します。

金運や幸せを司る神様のことで年神様や正月様などと呼ばれています。

歳徳神のいる場所は毎年変わる為、恵方も毎年変わるという訳です。

かつては恵方巻を食べる時だけでなく初詣や初めての事を行う際も恵方を意識していたそうです。

恵方は昔から身近な存在だったんですね。

今年1年たくさんの幸せが皆様に舞い込むことを願っております☆